■

私は人を信じられない。色々ありましたから。
信じてみたかった者、信じていた者、色んな人。人がいるだけいろんなことを考えてて、その人の歩む道の数だけ思いがあるのだと考えるようになりました。

だから、裏切られることもある。裏切られるのは仕方のないものだと思いました。

だからね、心底信じられてなかったのは私の方だったのです。

相手に求めるだけ求めて、相手の頑張りを分かってるのに言わなくていいことを吐けるだけ吐いて。
最低だ。本当に最低だ。

信じてみたかった。信じて心の底から好きになりたかった。愛したかった。
相手の言葉が冗談に聞こえて、信じられない。だから不安で仕方なくて怖くて、どうにもならない気持ちをどう伝えてしまえられるのかわからなかった。伝えてられないのならばそこまでの気持ちではなかったのではないか。でもね、やっぱり好きなもんは好きだった。時間を置いて落ち着いてみたら心がいっぱいになった。どこが好きとか上手く現せないのだけど、二人でった時の優しい声音とか笑った顔とか、一生懸命自分のダメなとこ、直そうとしてくれてるとことか、考えてないようで実はしっかり自分の考えを持ってるとことか。もっともっとたくさん、好きなんだなって。まだ1つも伝えられてないんだなって。
薄っぺらく感じてしまうのは仕方ないかもしれない。でも、自分の気持ちに嘘つきたくないと思った。
だからメールで一言、好きです！って送信してしまった。きっと相手は戸惑ってるんだろうなと思う。私だって逆の立場だったらそう思うもん。でも、不安にもなったけど少しすっきりともした。告白は男の人からがいいと聞くけど、そんなの知らない！だって、いつ伝えられなくてなるかわからないし。…きっとあの人にはもっと良い人、いるように思えるから。誰よりも幸せになってほしいから。だから、少しでも多く好きを伝えたい。

だって好きは自分を大切にすることだって言うでしょ？
終わりはとっくに覚悟できてるから。だから、つんけんして終わらせたくない。