ごめんなさいとさけびたくなる

たとえ、あの人を傷つけさほどの感情もいだかれていなかったとしても仕方がないことなのかもしれない。だってそこまで親しい仲ではなく、ただの会社の先輩と後輩なのだから。勝手に私が憧れを抱き、気になっているだけ。…こわい。私ってこんなに欲張りで貪欲ではしたなかったのか。思い通りにならないらだちを一方的にやつあたりして、期待して。恥ずかしくて。そのせいできっとやなやつとか面倒な人だと思われただろう。
でも、それが私だから。あの人の前で力んでしまっているのはわかっている。でも、すこしでもよく見られたいていう感情からか自分をだせていないように感じてしまう。
お話したりとか、メールのやりとりは楽しい。…でも、これがもし一時のことだったら?恋の熱が覚めてしまったら?傷つけてしまう。
まだ他人だから痛みは軽いけれど、もっと親しくなれたとしたら傷つけてしまう。そうなってしまうのならば、私は…そばででなく遠くで見ているだけでいい。楽しそうな姿をみて幸せを応援できるだけでいい。今までだってずっとそうだった。それが続くだけでいい。
どうすればいいのかわからない。ただわかるのはあの人に執着心を持ち始めている自分がこわいってことだ。
こんな私でごめんなさい。